素晴らしい二次元コード決済サービスだった…
LINE Payがサービス終了
2025年4月30日(水)をもってサービス終了することになったLINE Pay。私はプリペイド方式のLINE Payカード(JCB)から始まり、以前このブログにも書いた三井住友カードの学生ポイントと組み合わせたチャージ&ペイなどをかれこれ6年以上使ってきました。
数多ある二次元コード決済サービスの中で、LINE Payは間違いなく一番多くしてきたサービスですし、きっとこの先LINE Payを利用していた時のような頻度で他の二次元コード決済サービスでの支払いをすることもないでしょう。
なぜなら……LINE Payはとにかくシンプルで美しかったから。
他社を圧倒するアプリの出来栄え
LINE Payのアプリを開くと、まず最初に表示されるのは決済用の二次元コード。某P社やA社の二次元コード決済サービスも利用していますが、LINE Payの最初の画面に表示されるコードはとにかくサイズが大きい。
もちろん他社のサービスでも表示されている部分をタッチすると拡大表示されますが、LINE Payはアプリを開くだけでちゃんと大きなコードが表示されます。
他社のアプリでも最初に表示される小さめの二次元コードでも決済できなくはないのですが、お店の端末によってはすごく反応が悪い場合があります。
さらに、LINE Payのアプリでは他社のクレカを支払い方法に設定していてもしっかりその設定が維持されます。
ポイントやクーポンの利用、さらにはお店に置いてある二次元コードをスキャンしてこちらで金額を打ち込む方式やタッチ決済でのWalletへの移動も全てメイン画面にまとまっています。
支払い以外の余計なボタンはありません。
とにかくお金を払うというフローだけを意識したような画面の設計。他社が付随する様々なサービスへのボタンを所狭しとメインの画面に配置しているのとは大きく違っています。無くなるのが惜しい使い勝手の良さでした。
三井住友カードの学生ポイントは2024年11月末まで
私がLINE Payを愛用していた理由はアプリの出来栄えの良さももちろんですが、ポイントが貯まっておトクだったからでもあります。以前このブログでも紹介したことがありますが、LINE Payは三井住友カードの学生ポイントの対象となっていて、クレジットカードを紐付けてチャージ&ペイで支払うことで、学生であれば+2.5%のポイント還元が受けられました。
この学生ポイントも先日内容の変更が発表されており、LINE Payのチャージ&ペイ利用での追加ポイントは11月分の利用までとなることが案内されています。LINE Payのサービス自体は来年春まで続きますが、この学生ポイントの追加ポイントがなくなってしまう以上はこの辺りでLINE Payに別れを告げるべきなのかもしれません。
ありがとうLINE Pay。今後はクレカ払いかな。
LINE Payの残高はPayPayに移行できるようになる様ですし、私もPayPayを利用することもあります。ただ、LINE Payとは異なり他社クレジットカードによるチャージ&ペイにはポイントがつかないということもあり、今後はキャッシュレス決済の選択肢が二次元コード系しかないお店以外ではクレジットカードでの支払いをしていくことになりそうです。
二次元コード決済系のアプリというジャンルに関わらず、LINE Payアプリのようなユーザーの動線と体験を重視したデザインが実現されているアプリが増えてくれるといいなぁと心から思っています。