「フィルム貼りが苦手…」という人はこれ一択!
購入してから開封・使用まで、筆者の体験をもとにレビューします。
- 付属の貼り付けキットが非常に優秀
- もし失敗してももう一回トライできる2枚入り
- 他社製品より価格が高い
Spigen ELITE SHIELD EZ FITについて
ELITE SHIELD EZ FITは高弾性ポリウレタン(EPU)を使用したフィルムで、よくある熱可塑性ポリウレタン(TPU)のフィルムよりも耐久性が高かったり、小さな傷が入った時に少し自己修復機能が働いたり、Apple Watchのような曲面ディスプレイに張り付きやすい特性があるようです。
付属品の写真左下にあるような取り付け用の台座に、下段中央にあるフィルムが固定されたものを突起に合わせて乗せるだけで位置決めが完了するため、誰でも確実にズレなく取り付けることができる仕組みになっています。
こちらで位置の微調整はできない仕様だから、製造時にずれが生じたりしている場合には返品・交換かな。
実際の使用感
貼り付け作業
まず貼り付けについてですが、とても簡単でした。位置決めは文字通り不要といって良いくらいで、これなら誰でもズレを気にする事なくフィルムを貼ることができると思います。
ただ、その前の段階でフィルム自体の保護フィルム(オレンジのタブがついているもの)を剥がした時に静電気でApple Watchと接着する面に埃が付いてしまったということがありました。付属のダストリムーバーでとることはできましたが、埃やチリなどができる限り少ない環境で作業をすることをおすすめします。
貼り付け後
操作感については、若干指の滑りが悪くなってしまうという感覚はありました。ただ、フィルムをつけたことによって誤操作が生じるようなことはなさそうです。画面の色や明るさに関しても今の所は悪影響を感じさせる点は見当たりません。
サイズ感としては、画面の表示領域から各方向に 1mmと少しはみ出すくらいになっています。フィルムですから多少の厚みがあり(0.2~3mmくらい?パッケージにあるようなガラスフィルム級の厚みはありません)、前後左右からのスワイプ操作を行う際に指がフィルムに引っ掛かります。
EPUの特性のおかげかかなりしっかり張り付いているのでそう簡単に剥がれることはないかもしれませんが、長期間長袖の服を着た時やケースを併用した時には剥がれてしまうこともあるかもしれません。
自分はケースは使わないけど、長袖の服を数ヶ月着てどうだったかは春に追記します!
総評
貼り付けも簡単で貼り付け後も目立った問題は感じないので、フィルムの機能性面では特に文句の付けようがない製品だと思います。
ただ、競合製品よりも価格が高めに設定されていることが玉に瑕。記事執筆時点では3千円弱での販売になっていますが、2千円強くらいの価格になるとコスパ最強のフィルムになること間違いなしです。