- 現代的で清潔感のある設備
- 質の高いスタッフとサービス
- 部屋が定員2名でやや狭め
- 水回りの壁と扉がガラス製
citizenMホテルとは
citizenM is a Netherlands-based, global hotel developer, investor, and hotel chain. It opened its first hotel at Amsterdam Schiphol Airport in 2008.
citizenM currently operates 34 hotels across North America, Europe, and Asia, with 2 new hotels under development.
「CitizenM」『WIKIPEDIA The Free Encyclopedia』(2024年7月19日 (金) 13:27 UTC)URL: https://en.wikipedia.org/wiki/CitizenM
Wikipediaを見ると、citizenMはオランダ拠点の国際ホテルチェーンで、2008年に最初のホテルを開業、現在では北アメリカ・ヨーロッパ・アジアで34のホテルを運営しているようです。
アジアで現在一番近いところにあるcitizenMは台北(台湾)で、残念ながら今の所日本への進出は発表されていません。設備などは各地で共通のものとなっているようですが、今回私が泊まったサンフランシスコ・ユニオンスクエアの基本情報は以下の通りです。
citizenM San Francisco Union Squareの設備・概要
- チェックイン:午後2時から
- チェックアウト:午前11時まで
- キオスク/アプリでのチェックイン
- 荷物預かり
- ゲストサービスは24時間対応
- 禁煙
- キャッシュレス払い
- アイロン室
- collectionM ショップ
- なし
詳しく見る
食事
- canteenM バー
- 食事/飲み物は24時間販売(深夜帯はスナックなどのみの様子)
- 朝食バイキングは朝6時〜11時(別料金)
仕事・遊び・憩い
- 超高速Wi-Fi
- スタイリッシュなロビー
- 世界レベルのアート
- 多様な本
- 宿泊者向けiMac
- 24時間利用可能なジム
部屋情報(定員2名, 平均14㎡, 車椅子可)
- XLキングサイズベッド
- 超高速Wi-Fi
- 大画面のスマートTV(Chromecast利用可)
- 遮光ブラインド
- 室内のライト・ブラインド・TVが操作可能なタブレット/スマホ用アプリ
- シャワー用各種アメニティ/ドライヤー
- エアコン・冷蔵庫・金庫・VoIP料金レートの電話
ホテルの様子
サンフランシスコ国際空港に到着し、BARTに乗ってPowell St.駅に着いたら最寄りの出口から出てすぐの場所にホテルの入り口があります。入り口はEllis St.にあり、大きなロゴは入り口前にありますが通りの入り口から見てわかるような看板はついていません。
駅近とはいえ治安があまり良くないエリアが近いからか、セキュリティーは厳重です。日中は警備員が入り口に待機していて内側からドアを開けてくれますし、夜はカードキーを写真左の機械にかざせばドアが開きます。もちろん、エレベーターで宿泊者用の部屋に行くためには先にボタンの下にあるパネルにカードキーをかざさなければなりません。
ロビーは3階にあり、既に他のホテルではなかなかないアートの雰囲気を感じ始めます。客室のある階だと床が鮮やかなレッドカーペットだったりもします。
さて、チェックイン/チェックアウトはこちらのキオスク(またはスマホのアプリ)で行います。基本的にチェックイン/チェックアウトの時間帯には奥のDELLのモニターがあるところにスタッフが一人居ますので、予約内容に不備があったとか、操作がわからないといったことがあればすぐに対応してもらえます。スタッフはとてもフレンドリーです。
部屋は二人用としてはやや狭く感じるものの、洗練されたおしゃれな雰囲気の漂う空間となっています。手前が水回り、奥がベッド兼収納・デスクという形で、写真では隠れていますが薄めのレースカーテンで奥と手前の空間を区切れるようになっています。
ベッドは一つですが、十分二人で利用できる幅になっています。ベッドの表面は低反発で柔らかいものの、その下は高反発でしっかり体を支えてくれるような作りとなっています。これなら睡眠もベッドに横たわりながらの映画鑑賞も存分に楽しめますし、隣の人が寝返りを打ってもあまり気にならないかもしれません。正直このベッドは家に欲しいです。
ベッドに寝転がると大きな画面のTVが目の前に。こちらはChromecastが利用可能なので、自分のデバイスを繋げて好きな映像作品を楽しむこともできますし、大画面でマップを見ながらどこに行こうか考えるなんてこともできるでしょう。
トイレとシャワーを囲っている壁、というよりもはやただの間仕切りはガラス製です。画像は大体10cmほど壁から手を離して撮影したものですが、結構透けてます。また、ガラスの壁にガラスの扉なので防音性もほぼないに等しいです。水回りスペースとベッドスペースは薄めのレースカーテンで仕切れますが、一緒に泊まる人との関係性によってはちょっと考えものです。(共有トイレはロビー階にもあります)
部屋の照明・ブラインド・TV・エアコン等々はこのタブレット(またはスマホに入れたアプリ)で操作することができます。部屋の清掃の有無なんかもこちらで設定可能です。
シャワー・トイレの方についている照明は明暗だけでなくRGB調色が可能なので、照明で雰囲気を変えることもできます。アートですね(?)
チェックイン/アウトの時間の前後にはこちらのロビーでくつろぐこともできます。もちろんWi-Fiはありますし、軽食をオーダーすることだって可能です。また、部屋に置いてある本やシャンプー、もしかすると人形なんかもスタッフに声をかけると購入できるかもしれません。
こちらは先ほどとは反対側のスペース。朝食や、夜はお酒を楽しめます。朝食はバイキングで、受付時にはコーヒーやラテをオーダーできて(基本的に朝食代金に含まれている)、それがなかなか美味しいです。こだわりがなければここで朝食を済ませるのはなかなか良い選択だと思います。
食事後は、チェックアウト。そしてもちろんチェックアウト後に荷物を預かってもらうこともできます。複数の路線が乗り入れる駅からすぐのホテルなので、直前まで観光を楽しんで荷物を受け取って空港に向かうということも簡単にできます。
総評
家族や恋人との旅行にはとても良いホテルだと思います。設備は新しく綺麗で清潔感もありますし、スタッフも見た目はホテルらしくなくちょっといかつめな人もいますがみんなフレンドリーです。
唯一気になるのは部屋の水回りがガラスの壁で囲われていること。部屋が狭いので普通の壁だと圧迫感が強くなるということなのかもしれませんが、人によっては(特に誰かと泊まる場合には)気に入らないかもしれません。
価格は設備やサービスを考えると十分納得できるものになっています。私が宿泊したタイミングでは結構コスパが良いと感じる価格設定になっていました。
私一人での利用ならぜひリピートしたいです!誰かと一緒に泊まるとなると、水回りの件についてだけは相談しておきたいかも。