みなさんこんにちは。久しぶりのブログ更新はNukkitについてのことになります。執筆時点では発表から15分くらいなのでなかなか新鮮なネタですよ。それでは見ていきましょう。
名称変更後の関連サイトへのリンクはページ下部にまとめて記載しています。
なんで名前が変わるの?
さて、そもそもなぜ名前を変更するのでしょうか。以前このブログでもNukkitがNukkitXに組織名を変え、フォーラムやGitHubレポジトリも変更するという内容の記事を書きました。
今回の変更はざっくり言えば様々なプロジェクトが進行していて複雑。そして開発中の2.0に向けてイメージを一新したい。というところだと思われます。
名称変更の訳
第一に理由として挙がるのは「複雑すぎる」現在の状況です。そんなに複雑なのかと思う人もいるかもしれませんが、現在Nukkitという名前の付くプロジェクトを見てみましょう。
- Nukkit: NukkiXの元となっている大元のプロジェクト・GitHub repo
- NukkitX: 現在開発が行われている組織
- NukkitXの1.0: Nukkitをforkして開発されているNukkitX/Nukkitのmaster branchとそれに関係するもの
- NukkitXの2.0: Nukkitをhard fork(1.0と互換性のない大規模な仕様変更)して開発されているNukkitX/Nukkitの2.0 branchとそれに関係するもの
どうでしょう。多くないですか?(まぁ私はそこまでぐちゃぐちゃしているとは思いませんが…2.0に向けてイメージを一新したいのでしょう。きっと。)
上記のような混乱した状態では新規の開発者さんたちが気軽に貢献することができないと発表の中で述べられています。確かに1.0と2.0の違いに関わる質問は毎日のようにDiscordでされています。(どっちを使えばいいんだみたいなやつですね。)
– Cloudburst –
NukkitXの変更後の名前。それは『Cloudburst』です。(日本語の意味は気にするな)
どうやらMinecraft関連のソフトに多い「水」のテーマに合わせ、言いやすく、綴りも簡単なことを理由に選ばれたようです。
プロジェクトの今後
Cloudburstは以下の主要プロジェクトを運営していくようです。
- Cloudburst Nukkit: Nukkit1.0(2020年7月のNukkitX/Nukkitのmaster branch)の継続的なメンテナンス
- Cloudburst Server: Nukkit2.0(2020年7月のNukkitX/Nukkitの2.0 branch)の作成と進行
以上の二つをしばらくは運営していくようですね。おそらくCloudburst Server(Nukkit2.0)が完成した時点でCloudburst Nukkit(Nukkit1.0)のサポートは打ち切られるでしょう。
プロジェクトのリポジトリ
さて、これまで進行してきたNukkit1.0とNukkit2.0を名前ごと変えて差別化したいということはわかりました。
今回は名前だけでなくGitHubのリポジトリも二つに分けられます。
つまり、これまでCloudburst Server(Nukkit2.0)はbranchの一つだったのが、別のリポジトリへ分割される訳ですね。
その他の変更
名称の変更に合わせてGitHubリポジトリ以外にフォーラムやJenkinsにも変更が加えられています。リンクはこの下にまとめて貼っておきます。
Cloudburstの各種リンク
関連サイトのリンクを貼っておきます。まだ移行途中なので随時更新していきます。
- GitHub Organization – CloudburstMC
- Cloudburst Nukkit (Nukkit 1.0)
- Cloudburst Server (Nukkit 2.0)
- Cloudburst Nukkit Forum
- Jenkins