ヤマト運輸だけではなかった
Apple Storeの配送といえばクロネコヤマトというイメージを持っていた自分としては、今回のように別の会社で配送されるということは衝撃的なことでした。クロネコヤマトでの配送に対する安心感は、高レベルと言われる日本の物流各社と比べても群を抜いているという感覚があります。
それに、Appleの公式ページにも配送状況の確認先としてクロネコヤマトの荷物追跡ページのリンクが明記されていますし、クロネコヤマトのウェブサイトにもApple製品の配送に関わるQ&Aが用意されているなど、クロネコヤマトとAppleは深い提携関係を築いているものだと考えていました。
当然日本以外ではDHLやUPSといった別会社にて配送されているのでしょうが、まさか日本でもそうした会社が担当するとは…
注文から配送までの履歴
7月11日の夜中に注文し、7月22日に配送予定日変更の連絡がAppleから届きました。その上で、7月30日にいつも通り上海から発送されています。DHLによるトラッキング情報は以下の通りです。
集荷から日本に来るまでに数日かかっているのは、上海→成田の貨物便が日・月曜はお休みだったからだと思われます。おそらくDHLが使っているのはポーラカーゴエアー(PO)です。貨物便のフライトスケジュールはネットで簡単に調べられます。
通関情報は、書類通関の開始と通関許可の2回トラッキングに表示されていました。(配送が進むと上記画像のように省略されました)
配達業者への引き渡し
DHLでの配送の場合、DHLが直接配達できるエリア外は佐川急便による配達になるということはネット上によく書かれていますが、今回はDHLでもなければ佐川急便でもない会社が自宅まで配達してくれました。
配達ステータスも他の配送業者への引き渡し後は更新されないという情報も見かけましたが、しっかり配達完了のステータスに更新されています。
佐川ではなく札幌通運
今回DHLが配達を委託した業者は佐川急便ではなく、札幌通運でした。これはおそらく札幌市にあるDHLサービスポイントは札幌通運が運営しているものだからということがあるのでしょうが、札幌通運といえばあの悪名高いAmazonデリバリープロバイダのうちの一つです。
札幌通運への引き渡し後の追跡
DHLが配達業者に引き渡した後、その後の配達業者や追跡番号はカスタマーサポートに電話すると教えてもらうことができます。札幌通運の場合に注意してほしいのは、必ずDHLから札幌通運での問い合わせ電話番号を聞いておくことです。
札幌通運のウェブサイト上では荷物の追跡はできないので、どうしても行方が気になる場合には電話で問い合わせることになります。問題は、この電話番号はネット上に公開されていないということです。
「札幌通運 DHL 電話」などと検索すると携帯番号がヒットしますが、この番号と今回私が教えてもらった番号は別物でした。
やっぱり配達はヤマトにして欲しい
今回DHL+札幌通運のコンボでの配達を体験してみて思ったこととして、やはりヤマト運輸のクオリティは素晴らしいというものでした。ほぼ確実に通関するであろうApple製品では、通関情報より位置情報が正確に表示されるヤマトのトラッカーの方が役立ちます。
DHLはずっと位置情報が東京で止まっていて、営業所に着いたのか、持ち出されたのかもわからない。
その上、ヤマトでは公式ページでもしっかりApple製品の配送について案内がされている上、営業所受け取りや時間指定への信頼も高いです。
Apple製品は基本的にどれを買っても安い買い物ではないわけですから、今後はヤマト運輸での配達が増えることを期待します。