HomePod mini
Apple製品にはminiと呼ばれるシリーズがあります。
Mac mini、iPad mini、iPhone miniなどです。これらはどれも優秀な端末たちで、そして名前の通り小さく、一定の人気があるモデルでもあります。
HomePod miniもそのminiシリーズの一商品と呼べるものですが、なんと派生前のHomePodは販売終了してしましました。
miniシリーズは一部の人には人気でしたが、派生元の製品よりも人気というのは珍しい気がします。
機能ヨシ!
HomePod miniはスマートスピーカーです。
Apple製品なので音声アシスタントにはSiriを搭載していますが、AppleのエコシステムのおかげでSiriを介さずiPhoneやiPadをリモコンとして使用可能です。
スマートスピーカーとして標準的な音楽再生・タイマー・アラームが使用でき、インターコム機能なども搭載されています。
iPhoneを近付けると再生している音声を引き継ぐことだって可能です。
加えて、UWBチップを搭載したモデルのiPhoneなら近づけるだけでHomePod miniのコントロール画面を表示することもできます。(古い機種はコントロールセンターやホームアプリから)
再生はAirPlay経由なので遅延が多少ありますが、軽く動画を見たりする程度なら気になりません。
音質ヨシ!
HomePodは音を全面にアピールしている商品でした。
HomePod miniも、とても重厚感も感じられるサウンドを体験できます。
さらに、最近のアップデートで「低音を軽減」機能が追加されました。
例えば木造アパートなんかでは、やはり低音は響いて他の部屋の住人に迷惑をかけてしまう心配もあるわけです。この機能によりその心配は軽減されます。
加えて、Apple Musicのロスレスオーディオとドルビーアトモスにも対応しています。
価格ヨシ!
Apple製品は高い。これは紛れもない事実でしょう。
しかし、HomePod miniは1万円と少しという価格設定になっています。
ステレオペアのために2台購入しても、2.5万円ほどしかかかりません。
スマートスピーカーとしての機能、そして高い音質を考慮するととてもコスパの良い製品であることは間違いありません。
デメリットは、基本的にAppleのエコシステムの中にいるユーザー向けということくらいです。
新色も登場。買うしかない。
Appleは従来のカラー展開に加え、3色も色を追加しました。
レビューを見る限り、HomePod miniはステレオペアで真価を発揮するようです。私ももう一台買い足したいと思います。
HomePod miniの体験はどうしてもAppleのエコシステムに浸かっている人向けです。
今後そのエコシステムから抜けることを検討している方は、よく考えた方がいいかもしれません。